ランカウイ日記 113 チェナンストリートのバイパス
(ランカウイ国際空港にある飾り付け LIMAのMはどこにいった? 飛んでいった?)
やっとリマが終わって静かになりました。朝から戦闘機が飛び、爆音を響かせていたのです。朝ゆっくり寝ていることは、よほど眠りが深くないと難しいでしょう。うちは空港から近いので、悲惨。それよりも憂鬱なのが渋滞。空港周辺だけではなくクアもチェナンも渋滞。まぁチェナンはこの時期に限ったことではありませんが。まとまった商談の金額は37億マレーシアリンギットと2年前に比べ約80パーセントの増加、大成功に終わったようです。
(ランカウイへ着陸に向かう機内からの写真。軍艦がうじゃうじゃ。)
チェナンは、ペランギ側からアセアニアへ一方通行になりました(上の写真でA→B)。そして、チェナンの裏側にバイパス(C~F)(注: この地図上のC・Fはだいたいの位置で正確なものではありません)を建設してきたのですがなんとか一応LIMAに間に合わせ2017年3月20日に開通。ほっとしたものの、なぜか夜にはその道路の入り口が封鎖。ということは、夜、パンタイテンガーから例えばレッドトマトに行こうとするとB→D→E→Aとぐるっと大きく迂回しないといけなくなるわけです。タクシーでパンタイテンガーからチェナンの各店に行かれる方は、ご注意を。おそらくはガイドブックに載っている値段とはちがう値段が請求されるはずです。チェナン通り自体は一方通行になる代わりに2車線になったのですが、そのことでスムーズに流れるようになったわけはなく、というのも、両側の路駐で実質1車線のままだから。しかもリマ後は、裏側のバイパスが完全に封鎖されました。多分LIMAに合わせた突貫工事だったので、作業を続けなくてはいけないのでしょう(2017年4月18日現在Cの地点に信号機を設置中)。
(上の地図でC地点)
(上の地図でF地点)
標識はお構い無しに地元のバイク乗りたちはバリケードの横をすり抜けて利用しているようです。Jalan Tidutupは通行止めという意味。
・最近の天気は、ざっと雨が降ることがあるけれど、そこまで長く続かず、概ね良い天気ですね。
ランカウイ日記 112 リペ島
このブログは、ランカウイ旅行に関する情報を提供することを目的にして書いているので、個人的なことや、マレーシアとランカウイに関すること以外はできるだけ書かないようにしているのだけど、今回はタイのリペ島について。というのもリペ島はランカウイからフェリーで1時間強の距離にある一方で、タイ国内からはあまりアクセスが良くないため大半の人がランカウイ経由で訪れるので、ここで記す意味があるかなと思ったからです。
リペ島は、アジアで屈指の美しいビーチを持つタイ南部の小島。タイ語ではKoh Lipe(コーは島という意味)呼ばれ、ランカウイでもLipe IslandよりもKoh Lipe(コーリペ)という方が通りがよい。ランカウイは海の綺麗さがいまひとつなので、ランカウイ在住者の西洋人の中にもリペ好きが多い。ランカウイに1週間ほど滞在できるなら、リペ島へ2泊ほどされてもいいかなと思います。
ただ、行き方というか、フェリーの予約やら、当日の手順が慣れないと少し難しい。チェナン通りにいくつもある旅行会社でも申し込みは可能。フェリーがクアから、スピードボートがテラガハーバーから出ており、それぞれ別会社による運航。前者はクルーズなどのアクティビティーを手がけるランカウイ最大手の会社の一つであるクリスタルチャーターというところが運航しており、そのオフィスがSuncafeの並びにあるので、そこに行っても直接予約ができるはず。申し込みや細かな手順はグーグルで検索してみてください。いくつかのブログが上がってきます。フェリーに乗っているのは1時間強と短いのですが、短いとはいえ国際便なので入出国審査があり、それに関連する手続きが少しややこしい。
ランカウイからどれくらいの時間がかかるか? フェリーは1日2便で早い方の便は午前9時30分出港ですが、ジェティには午前8時30分までにはついておいたほうがいいでしょう。そしてリペ島に上陸し、入国審査を終えるのが12時半ごろなので、約4時間の旅。リペ島にはフェリーが着岸できる港がないため、沖合に停泊、そこからいったんテニスコートぐらいの大きさのフロートに降り、それから小さな船に乗り換えて上陸します。フェリーの定員が2、3百人?、この小さなボートが15人ほどの定員なのでこのピストン輸送に時間がかかります。小さなボートは砂浜に乗客を降ろすので、半ズボンorスカートとビーチサンダルを着用しておくのが便利。同じ理由でスーツケースは不便。一応スタッフが運ぶのを手伝ってくれますが。
沖合のフロートから小さなボートに乗り移る様子。
ボートからリペ島を眺める。もうすぐ上陸。ランカウイより断然海が綺麗。
ランカウイとの位置関係(リペ島の無料地図Koh Lipe Mapから(そこら中で手に入ります))
ボートはこういう感じ。
シュノーケリングツアーの際に撮った写真。水はとにかく綺麗。シュノーケリングは本当におすすめ。
僕が申し込んだものは、3カ所でのシュノーケリング、3島への上陸、簡単な弁当が含まれた7時間ほどのツアーで650バーツ。安い。
ツアー中に上陸した島。
島のメインストリートである、ウォーキングストリート。
コンビニ、ATM、レストラン、土産物、両替等一通りの店はあります。
(同じくKoh Lipeマップから。写真ではきれて見えませんが、右側にSunrise Beachがあります。一番賑わっているのはPattaya Beachで、一番の繁華街Walking Streetはこのパタヤビーチのちょうど中ほどから始まっています。)
なかなか洒落たレストランやバーも多い。バーはWalking StreetではMayaという店。ビーチではSea la Vieが最高。食事もできる店ではBila Beachがおすすめ。本格的なタイ料理が食べられ、夕焼けも最高。Serendipityも良い。値段はどこも概ねランカウイよりは高く、日本よりは安い。SerendipityではビールのChangが60バーツ、フルーツのフレッシュジュースが120、グリーンカレーが250、ベジタブルパスタが260でした。これは島では相当高い方。
(↑ Bila Beachはバンガローもやっていて、レストランはその一部。レビューはバンガローに対するものがほとんどですが、レストラン・バーもちゃんとあります。 )
セレンドピティ ビーチ リゾート (Serendipity Beach Resort) - トリップアドバイザー
( ↑ 同じくホテルのレビューですが、レストラン・バーもちゃんとあります。 )
Maya Bar
https://www.facebook.com/mayabarkohlipe/
Bila Beachからの夕焼け。
Bila Beachの店内、店「内」というかなんというか、はこういう感じ。
Sea la Vieのエントランス 奥に見えるのがバー
ホテルはAkira Resortに泊まりました。あぜアキラというのかは不明。
Akira Resortのプール、そしてその先に見える美しい海。
Akiraのレストランからの眺め
英語ですがチケットの取り方等詳しい情報が満載です。
ランカウイ日記 110 The Fat Frog
・最近とにかく雨が多く、特に1月7日と8日は相当な豪雨でした。9日の夕方になってやっと晴れ間が。
・マレーシア航空 ビジネスクラスの食事の写真を追加しておきました。
・The Fat Frog
ランカウイで一番古いゴルフコース 99 East Goft Club Langkawi(元々の名前はLangkawi Golf Club。2012年の全面改修の後に名称変更)の入り口入ってすぐのところにあるレストラン(元々はクラブハウスだったそう)。Pagang Matsiratをクアからチェナン方面に帰る中程にあり、数日程度の旅行者には行きにくいのは難ですが、料理は美味しいと評判で、ゴルフコースが見渡せるところにレストランが位置しているので景色も良くおすすめです。僕は一度、しかもXmas Lunchという特別なイベントにしか行ったことがないのですが、美味しかった。このクリスマスランチは一人RM115で、食前酒とスープ、ターキーを中心とした下の写真のプレート、そしてデザートが含まれます。赤ワインはRM70本で、結局3本頼みました。
IndieとSimon夫妻がオーナーで、土産物のギャラリーも併設。ここはBontonのギャラリーにも商品を卸しています。
ランカウイ在住でブログをされている紺碧さんのレポートはこちら。この私の記事をみて、じゃ、行ってみるかと行ってくださったようです。
クリスマスランチの料理 通常料理とは異なります。
この日はクリスマスなので、2名用のテーブルをつなげて長テーブル(この後ろにももう一列のテーブル)にして、みんなで楽しく。よく飲んだなぁ。
The Fat Frogからの眺め。
店舗
かえるくん
ゴルフコースの公式ページによると、現在は改修工事中で閉鎖中とのこと。詳細は以下のリンクの問い合わせ先まで。僕自身ゴルフをやらないのもあって、ゴルフ事情はよく分かりません。
バブルの頃は、ランカウイまで直行便があって、ゴルフをしにくる日本人が多かったという話は聞きますが、今はどうなのかな。
ランカウイ日記 109 チェナンストリート開発
(Nest Roof Topから 右下がチェナン通り)
チェナンの再開発についての記事がこちら。英文ですが、全容がまとまった良い記事だと思います。基本的に僕がこのブログでちょこちょこ書いてきたことと一致していますが、この記事を参考にしながら、一度ここにまとめてみます。
開発の主体はThe Langkawi Development Authority(LADA) で、その目標はチェナン通りを、歩行者に優しいものとし、また、ビーチへのアクセスを向上させるというもの。確かに現状では、歩きやすさや歩行者の安全性が蔑ろになっており、しかも通りからビーチへは、乱雑に立ち並ぶ建物と建物の隙間 ― あるものはビーチまでたどり着き、あるものは行き止まり ー を抜けていかなくてはいけません。この現状を改善するために、アンダーウォーターワールドからカーサデルマールまでのビーチエリアの建物を取り壊し道の反対側に移転させ、そしてチェナン通りを広げる。車は一方通行とし、チェナン通りの裏の水田地帯に4車線のバイパス道路を作る。駐車場も通りから近いところにいくつか設置する。これが当初のLADAの目標。
しかし、この案を聞いた該当地区の建物のオーナーたちは、LADAの実行能力を疑い、営業を続け、大胆にも新しいビルの建築を始めたものすらいる始末。そのいくつかは完成し、いくつかは建設中。退去の覚悟を決めた店は、BabyronやLittle Lylia’sそしてRaffi’sといった、ランカウイらしい、ランカウイを代表する、足元に滑らかな白砂を感じながらビールを片手に水面に沈む夕日を見られるビーチバーという皮肉(Yellow Cafeは残っています)。
チェナン通りの道路は今舗装工事中。ブロックを敷き詰めており、現在、チェナンモールの前は概ね完成しました。このブロックは高潮線のあたり(かなりビーチより)まで敷かれています。
裏手の水田地帯のバイパスは現在も建設中なのですが、いつできるのかそもそもできるのかは不明。実験のつもりなのか何なのか当局はチェナン通りを一方通行にしてみたり解除してみたり、何がしたいのか。ただでさえ、進行中の道路工事や、ビーチ側の建物の好き勝手な工事で道路幅が減少し渋滞中なのに、この規制でさらに大渋滞。
旅行者の方は直接は関係はありませんが、タクシーでチェナンに行く場合は、時間帯によってはペランギの手前ぐらいで降ろしてもらって歩く方が早いかも。おそらくタクシーの運転手が何か、ここで降りろとか、これ以上は行けないとか言ってくると思います。
(2017年3月末の状況はこちらで
ランカウイ日記 112 チェナンストリートのバイパス (2017年3月30日追記) - ランカウイ日記
)