ランカウイ日記―ランカウイのブログ

いろいろありランカウイにも居を構えることになり数年。ランカウイに関するブログを書いていきます。

ランカウイ日記 38 パヤ島ツアー 

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写真: 5年ほど前ですが、payar島に行った時のチラシの裏表。

 

 

ランカウイ島のオプショナルツアーで有名なものの一つが、パヤ島のシュノーケル(&ダイビング)ツアー。ランカウイ本島の海はそれほど綺麗ではないので、シュノーケリングを楽しみたい人がこのツアーに参加します。僕は一度参加しましたが、もう一度行くことはないと思います。とはいえ何を求めるかにもよりますしTripadvisorでも大満足と不満が同数ぐらいあり、いくつか読んでみましたが、それぞれ確かになぁと思うところがあります。僕が思うところ、意見が分かれる最も大きな理由、あるいは、このツアーに参加すべきかどうかは、これまでどれだけ綺麗な海を見てきたかによると思います。初めてのリゾート地、初めてのシュノーケリングなら、このパヤ島の海、魚、珊瑚にきっと感動すると思います。始めてのぞき見る海の世界は、ある程度の透明度さえあれば感動的なものです。1日をこのツアーで潰す価値があるでしょう。でも、沖縄の離島だとかモルディブとかを体験した人だと、珊瑚の美しさ(珊瑚の多くは元気がない)、魚の数、種類の豊富さといった点でがっかりすると思います。そして、更に悪いことに、ツアー全体のクオリティ(サービス、ツアー構成、食事など)がそれほど高くなく、前者の人は感動がその不満を打ち消すでしょうし、後者の人は、不満に不満で不満が倍増することになります。

 

主にイーストマリーン社とランカウイコーラル社の2社があるようで、前者は、パヤ島に上陸し、ビーチで遊びます。後者は、パヤ島の沖にぷかぷかうかぶ海上版海の家みたいなのを所有していて、ツアー参加者はツアー中そこに滞在し、そこから海に潜ります。僕が参加したのは前者。滞在場所と昼食が違うだけで、あとはおおむね共通の流れのようです。ツアー会社手配の大型の観光バスが、参加者のいるホテルを順番にまわって迎えに来てくれます。各ホテルで何時頃にはホテルの前にいるようにといわれますが、時間通りには来ません。僕も30分くらい待たされました。順番に客を拾っていくので、無駄が多く、時間通りにはこれないのです。9時30分ごろ乗船なのに、ホテルの場所にもよるけど、8時前にはホテルの前で待っていろといわれます。船着き場に着くと、そこで待っているスタッフに誘導されますが、ぞんざいな対応。けっこうな人数のツアー参加客を毎日毎日受け入れているからでしょう、言い方は悪いですが、スタッフにとっては流れ作業になっています。この船着場でも待たされてようやく船に乗ると、冷房が効きすぎて冷凍庫のように寒い(僕は特に寒がりというわけではないですが、ほんとうに寒かった。羽織りものは絶対に絶対に要ります。)。乗船後約1時間でようやくパヤ島。ビーチはそれほど大きくないのに次々船から降り立つ人々。シーズンにもよると思いますが、けっこうビーチは混み合っている印象でした。昼ごはんはお弁当。普通の中華弁当。食べ終わってすこしぷかぷかして、午後3時過ぎには乗船。クアには4時半頃の到着。

 

ランカウイ滞在日程にゆとりがあり、あまり綺麗な海でこれまでシュノーケリングをしたことがないかたにはお勧めしますが、そうでなければ、早朝から夕方まで時間をとられるのはもったいないかなぁ。

 

そうそう、タクシーに乗るとよく、何日滞在するのか? 明日の予定は? と聞かれますが、理由一つがこういったオプショナルツアーの勧誘。彼らに、コミッションが入ります。じゃあその分高いかというと必ずしもそうではなく、ホテルにも寄りますが、ホテルで申し込むよりはタクシー経由のほうが安いこともあるようで、価格はまちまちみたいです(タクシーの運転手が予定を聞くもう一つの理由は、チャーター客を獲得すること。ただ、そんなにしつこい運転手にはあたったことはないので、大丈夫です。例えばバリに比べると、タクシーであれなんであれ客引きの勧誘はさっぱりしています。しかしバリの客引きはひどかったなぁ・・・)