ランカウイ日記―ランカウイのブログ

いろいろありランカウイにも居を構えることになり数年。ランカウイに関するブログを書いていきます。

ランカウイ日記 116 サンセットクルーズ

 

ランカウイでsunset cruiseに参加してみました。クルーズには安いものから高いものまで色々あるのですが基本的には、高いものほど人口密度が低く、出される食べ物や酒の質が上がり、船自体が高級になります。ツアーの時間帯は大きく分けると、昼か夕方かナイトクルーズ。一泊するタイプのものもあります。今回は一番安いサンセットクルーズを試してみました。廉価版のツアーの場合、こういうタイプの船になるようです(下写真)。

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ただ僕は、今回利用したランカウイ最大手のレジャー会社(Tropical Charters)のオーナーと知り合いなので、前半は彼自身のスピードボート(下写真)で色々回ってもらって、途中から沖合でこの上の船に合流するという形にしてもらいました。ツアーの前半がどういう様子だったのかは不明です。

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チェナン通りからパンタイテンガーへ入り、ホリディビラそして雲海山を通り過ぎ、さらにずっと進んだ先のアワナホテルから乗船。船は、ランカウイ沖へ、そしてひとたび沖へ出ると、速度を落としてぷかぷかと。その間、景色を見て、飲むというのが基本アクティビティ。ジャクジータイム安全のため海中にネットを張りその上をジャグジーのように遊ぶーが1時間。食事は食事タイムのみサーブされそれ以外はミックスナッツのみでした。食事は、ビュッフェとスタッフが焼いてくれるバーバキュー。写真でご覧になるように2階があり、参加者はこのテラスか船室内か甲板のどこかに座る、あるいはぶらぶらすることになります。というわけで、誰と一緒になるのかが非常に重要ですが、安いものだと、団体ツアーで参加する人が多くなります。そして、今、世界中でもっとも団体旅行しているのは、中国人。そいういう国籍でどうこういう言い方は良くないとか、日本人も昔はそうだっただとか、それはもっともですし個人的に親しい中国人もいるのですが、それでもやはり騒がしいのは確か。ビッフェ時がカオス。参加者のうち彼らが占める割合で、クルーズの全体の雰囲気が決まります。こればっかりは当日になるまでわからないので、運ですね。午後430分に集合で午後830分に解散、一人当たりRM200ぐらいから。

 

おすすめするか? 高いものに参加できる余裕があるなら、ぜひそちらを。この一番安いものは、例えば大学生のグループとか家族連れがわいわい楽しむのはいいと思いますが、ロマンチックな、そこまでいかなくても、落ち着いた雰囲気を求めるカップルには向かないと思います。

 

 

とはいえ、この混雑の中、こういうロマンチックなカップルも。いやしかし、このアラブ人のカップルには驚いた。男性が本当に甲斐甲斐しいんです。男性が、女性をほんもののお姫様のように扱っていました。女性のカバンを持ってあげるとか階段を登る時に手を差し伸べるとかそういう話ではなくて、彼女の手が汚れたと思ったらひざまずいてハンカチをミネラルウォーターで濡らして拭いてあげて、見たことはないけど皇室関係の御付きの人はこういう感じなんだろうなと思いました。

 

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もう少し高級なタイプの船。

 

 

 

上のカップルの写真を見ると、ロマンチックで悪くないと思うかもしれませんが、実際はこういう状況なんですよね。

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