ランカウイ日記 154 チェナンの遊園地
チェナンにいつの間にかできて、数ヶ月の営業後瞬く間に閉園となった、ミニ遊園地。チェナン裏のバイパスから見えますし、チェナンから歩いてたどり着けます。営業が再開するかは不明。見通しを立てず、とりあえずやってみる、という実にランカウイらしい出来事。とはいえ、むしろ、完成までこぎ着けたことを僕は評価したい。この島では、完成に至らないプロジェクトの方が多いんじゃないかと思うくらいだから。
多分再開されないんじゃないかなぁ。もし再開されたら、1人でこの観覧車に乗って、レポートします。
ランカウイ日記 153 自転車でチェナンを走ってみた
多くのホテルで自転車を貸し出しています。例えばカーサデルマールでは、一応サスペンションのついたディスクブレーキのマウンテンバイクを貸し出しています。
実際に私は、チェナンやパンタイテンガーあたりを乗り回してみました。結論から言うと、良い点もあったけれど、あまりおすすめしません。
良い点は「あ、こんなところに見たことのない南国のお花が」という、車では決して目にとめることのないものに気がつくことです。自転車を止め、花に近づけば、甘い香りがある。頬を、潮の香りを孕んだんだ風が、優しくなでる。レストランの横を走ると、食事が香る。人々の生活、そして、息吹がある。
しかし現実は、厳しい。食事も香るが、ドブも匂う。蚊なのか小バエなのかなんなのか、全力で体当たりをしてくる。耳に目に口に遠慮なく飛び込んでくる。前見て飛べよ。日差しも容赦なく照りつける。道路には、唐突な陥没、あからさまな断絶がある。
(最近出来たパンタイチェナン看板。ランカウイにしては手が込んでいる。意外に悪くない。インスタに良いだろう。話は変わるんだけど、神戸にBe KOBEという、似たような看板がある。なんなのだこのBeは。KOBEにはなれないだろ、へんな英語だなぁとみるたびに思う)
2日間乗り回しましたが、気温という点からの自転車にふさわしい時間は、早朝、あるいは、日差しが和らぎ気温が下がる、日の入り前の1時間ぐらいの限られた時間。曇りなら日が落ちるまで(ただし雨の可能性という恐怖と隣り合わせ)。日没後は涼しくていいんだけど、街灯が少なく、少なくともカーサデルマールの貸してくれる自転車は反射板もなくライトもなく、貸し出しのヘルメットもないので、危険。実際、ホテルから借りる際に「6時までに返却のこと」という規約にサインをさせられます。
しかもチェナンは、一方通行なので、パンタイテンガーから帰ってくる際は、もし車道を走るなら逆方向に走ることになります。これが、マレーシアの交通法規に反するのかどうか不明ですが、バイクがビュンビュン通るのもあり、実際問題として危険。歩道を走るにしても、唐突な陥没が多く、夕方以降は歩行者も多く、危険。
今回の一連のブログの更新で使った写真の何枚かは自転車でなければいけないところで撮ったもので、その意味では有意義だったんだけど、僕は、旅行者の方より土地勘があるからできることで、おすすめできるかというと、うーん。日本でも日常的にマウンテンバイクを乗っている人ならいいかな。
ランカウイ日記 152 改装後のランカウイ国際空港(LGK)
(LIAって、ランカウイインターナショナルエアポートの略かなぁ)
改装前は、素朴で、いかにも、あぁ、南国に来たなぁ、という気持ちにさせてくれた空港だったのですが、やたらとお店が増えて、綺麗になっています。ランカウイらしさのかけらもない量産型の空港。とはいえ、最近の空港は、国の玄関口となるような主要空港でもない限りどこも同じようなデザインなのでしょうけれど。それにまぁ部外者の私が「素朴さを味わいたいのであなたがたは空港を昔のまま汚いままで置いておけ、改装するな」とランカウイの人に言うのは、傲慢な姿勢だとは思います。いや、でも、もう少しなんとか...
↑ 店が建ち並ぶ空港内。
↑ 飛行機を降りて空港建物に向かって歩く。
↑ 建物内へ Welcome to Langkawi
ランカウイ空港の基本的な機能に大きな変更はありません。2階建てになってボーディングブリッジが出来る、というような噂もありましたが、以前は駐車場だった部分に建物が拡張され、店が出来ただけです。それにともないタクシー乗り場が、到着ゲートをでて、少し進んで左手の4番出口を出たところに変わりました。以前も書いたように、ランカウイのタクシーは、エリアごとで固定料金(例えば空港からチェナンはいくら、ダタイからクアはいくらというように)なので、交渉は必要ありません。それは本当に楽。Grabは確か正面の2番出口を出たところでピックアップだったかな。
また、携帯のSIMの窓口がホットリンクだけになりました。到着ゲートを出てまっすぐ行って左側にあります。以前も書きましたが、乗り継ぎ時間に余裕があるなら、クアラルンプールの空港内でSIMをゲットしておいた方が良いかも。繁忙期には臨時カウンターが出来るかもしれませんが。
両替できる場所の数は2つと変わりませんが、Maybankがなくなり、両替所になりました。ATMも減りました。facebookの地元のコミュニティーの書き込みを見ていると、なんでMayBankのATMをなくしたんだ！ との怒りの声がありました。
レンタカーは、以前と同じく手荷物回転台のところにあります。レンタカーをお考えの方はこの記事を
ランカウイ日記 28 レンタカー 1 (2019年5月23日更新) - ランカウイ日記
ラウンジは、あいかわらずマレーシア航空のビジネスクラスの人やワンワールド上級会員が利用できるラウンジはなく、Plaza Premium Loungeがあるだけです(なお成田～クアラルンプールをJALのビジネスで飛ぶ場合、帰路、KLIAではPlaza Premium First Loungeが指定されます。Firstがつくだけあって、Plaza Premium Loungeより1ランク上で。狭いけれど、アラカルトでメイン(何皿も)が頼めて、なかなか良いですよ)。
エントランスホールにあるインフォメーションカウンター
ランカウイ日記 151 Grab
(写真 チェナンビーチをずっとずっと北の方に行った端から。車では行きづらい、歩くには遠いところ)
Grab
ランカウイでもクアラルンプール同様Grabが定着しています。レンタカーを借りずに移動される方は、Grabの利用をお勧めします。アプリを入れるだけです。しかもクレジットカード払いにすれば、毎回慣れない紙幣のやりとりをせずにすみますし、カード払いでチップを渡したい場合も、乗車後に金額を選んで渡すことが出来ます。
タクシーとの比較でもGrabをおすすめします。ランカウイのタクシーは昔から料金が高すぎると言われていたのですが、Grabが上陸してからは、その高さが際立ちます。距離によるのですが、少なく見ても3割は高い。チェナンから空港近くの私のコンドミニアムまで、タクシーだとRm25、Grabだと15でした。しかもランカウイのタクシーの運転手の多くはーもちろん全員ではないけれどー愛想も悪く英語も話さずあんまりいい思いをしたことがありません。以前にも書いたようにランカウイのタクシーは、エリアごとの固定料金。例えば空港からチェナンはいくらという風に値段が固定されています。その意味では安心なのですが「たしかに～だけれど、ここはこのエリアの端っこで、ほとんどとなりの…というエリアだから、そこからの値段になる」とか、難癖つけて、高い値段を取ろうとする。で、マレー語で、いや、ここに住んでるんだけどねぇ、っていうと、急に元の値段にする、そんなこともあったり。いや、いい人もいるんですよ、もちろん...私は、年齢を問わず職業を問わず国籍を問わず男女を問わず、悪いやつもいれば、良いやつもいる、というのを言い聞かせながら生きるようにしています...
ランカウイ日記 150 雑記
・空港に謎の地上絵、ではないですが、謎の構造物があるので、飛行機から見つけてみてください。ランカウイからのフライトだと、左側の通路側の窓からご覧になれるはずです。
↑ 空港内の芝生に謎の飛行機
・ランカウイ在住の日本人が1人少なくなってしまいました。以前ご紹介した『紺碧のランカウイに永住するぞ〜〜』さんがランカウイにうんざり？ され、日本に帰国なさいました。面識はなかったのですが、残念です。とはいえ、日本でもお元気にされているようで、良かった。ブログのタイトルが『紺碧のランカウイに永住しなかったぞ〜〜』に変わっているののに気づいたときは笑ってしまいました。ランカウイに長くいる日本人のほとんどがマレー人男性と結婚した日本人女性。去年も京都出身の女性が結婚なさいました。
