ランカウイ日記 52 ヘイズ 2 続報 (ヘイズ状況 10月7日 6日のAPI値について他追記)
ヘイズの検索でお越しになる方が多いようなので、ヘイズの続報。
ランカウイ日記 51 ヘイズ 1 (API値リンク先修正) - ランカウイ日記
ランカウイ日記 58 ヘイズ 3 (2015年10月27日追記) - ランカウイ日記
この数日(9/30~10/5現在)ランカウイも本当にヘイズがひどい。この前のエントリーで、ランカウイではヘイズの影響はそれほど大きくない、報道によると9月中旬にはおさまるだろうとある、と書きましたが、このところ快晴のはずなのに空も街も灰色にけぶる日が続いています。すみません。ひどくなり始めた9月30 日頃に、地元の友人に聞いたところ「シンガポールやクアランプールほどひどくはならないし続かない。この島はピナンとかKLとは違って空気がいいんだよ」と言われましたが、その同じ友人が後日「なんか、思っていたよりもひどい・・・」と。今年のヘイズは記録的な規模らしく、新聞でも連日話題になっています。スポーツの競技会が延期になったとかまた学校が休校になったとか。旅行者の方にとってのありうる影響のひとつは空港の閉鎖。視界が規定数値以下になると空港が閉鎖され、実際にクアラルンプールのスバン空港は視界不良で数時間にわたり閉鎖されましたし、ランカウイ空港でもこの数日数時間程度の遅延が常態化しています。
10月5日 空港が数時間閉鎖され、便によっては4時間ほどの遅延も。より正確には、10月5日午前8時25分、視程が500mしかなかったため閉鎖が決定され、その後、視程が700メートルまで回復する11時40分までの3時間15分にわたり閉鎖された模様。API値は午前7時に129、午前11時143、午後3時には156に達したそう。
10月6日 政府公式API値 あああ、ランカウイ・・・。この表にはありませんが、午前11時にはAPIが168に達し、マレーシアで最も高い数値を示しました。(下 写真)
10月7日 昨夜から雨が降り続いたのもあり、久しぶりの青空
僕は目かゆいだとか喉が痛いとかはないのだけど、磨りガラス越しにものを見るような毎日は、気が滅入ります。ランカウイではマスクをしているような人はあまりいませんが、(天井に付いている大きな)扇風機の下に濡れタオルを置いておくといいみたい、といったような対策が口コミでまわっています。チェナンのクリニックではつい先日N95のマスクを入荷したそうで、在住の西洋人のなかには入手した人も。ちなみにヘイズの時期かどうか関わらず、クアラルンプールではそもそも空気が悪いので空気清浄機が一般的に売られていますが、ランカウイの家庭ではあまり一般的ではありません。
滑走路脇
チェナンビーチ
9月28日付のThe Starより 右下の写真からはマラッカの観光客がマスクを着用している様子が見て取れるのですが、どうしてわざわざこのドラえもん力車の写真を選んだのか…。 いやしかしなんなんだこの力車は・・・。